ストリートチルドレン支援NGOカンルンガンとは

フィリピンマニラのストリートチルドレン支援NGOであるカンルンガンの正式名称は、カンルンガン・サ・エルマ。「カンルンガン」とはタガログ語で「避難所」や保護施設という意味を持っています。現代表のSOL.Balbelo氏によって1988年に設立されました。カンルンガンの活動は大きく分けて2つあります。1つ目が路上で暮らすストリートチルドレンとその家族への教育支援や食糧や医薬品などの物資支援。もう1つが、ストリートチルドレンへの支援を目的とした施設の運営です。現在、世界7ヶ国の9つの団体がカンルンガンを支援しており、AWPSもカンルンガンを支援する団体の一つです。

カンルンガン・サ・エルマ組織概要

組織名称

Kanlungan sa ER-MA Ministry, Inc

(Kanlunganはタガログ語で『避難所』、『保護施設』という意味)

オフィス 1625-A F.Agoncillo St.Malate,Manila,1004,Philippines
TEL  (63-2)526-1733
ホームページ カンルンガン公式ホームページ
設立 1988年
管轄官庁 フィリピン社会福祉省
代表者 Sol.Balbero
スタッフ数 15名 (2011年10月01日現在)
活動拠点 マニラ市及び近郊都市に7ヶ所
ビジョン ドラッグのない子どもたちにとって安全な環境の社会を目指す
ミッション

生活の質を向上させるために特別な支援を必要とするストリートチルドレンと

その家族に丁寧なアプローチとキリストの教えを通じて支援し保護する

カンルンガン・サ・エルマの活動

カンルンガン・サ・エルマでは、すべての子どもが神様からの大切な贈り物であるいう考えのもと、主に以下の6つのストリートチルドレン支援活動に取り組んでいます。

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@路上で暮らすストリートチルドレンへの教育支援

カンルンガンがサポートしている地域には、地域ごとに担当のストリートエデュケーターが存在します。担当エデュケーターによる非公式教育は路上で定期的に行われており、青空カンルンガンと呼ばれています。
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A路上で暮らすストリートチルドレンとその家族への生活支援

ストリートチルドレンの保護や教育支援と同じぐらい力を 入れているのがストリートチルドレンとその家族への生活支援です。スタッフが炊き出しや支援物資を配布します。
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B滞在型のセンターの運営

  滞在型のセンター3つを運営しています。各施設の詳細は

  『カンルンガン・サ・エルマの施設』をご覧ください。

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Cデイケアセンターの運営

  月曜から土曜の日中のみオープンしているデイケアセンター

  2つを運営しています。各施設の詳細は 『カンルンガン・サ・

  エルマの施設』をご覧ください。

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Dアフターケアプログラム

  カンルンガンを卒業した子どもたちに卒業後も教育支援や

  職業訓練、家族のカウンセリングを行います。また、卒業生に

  活動のサポートをお願いすることもあります。

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Eカンルンガンファームの運営

  約2ヘクタールのファームを運営しています。施設の詳細

  は 『カンルンガン・サ・エルマの施設』をご覧ください。

 

カンルンガン・サ・エルマの施設

カンルンガン・サ・エルマにはマニラ市とその近郊都市に7つの活動拠点があります。

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@マラテ・レジデンシャル・ケア・トレーニングセンター

マニラ市エミルタマラテ地区にあるこの施設には、カンルンガンのメインオフィスがおかれています。このセンターには、ストリートで保護されてから間もない子どもたちが15名程度暮らしています。彼らは施設で規則正しい生活に慣れ、非公式ではありますが教育を受けています。

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Aマラテ・オープン・デイケアセンター

このセンターは、デイケアセンターであるため、滞在型の施設とは異なり、  月曜日から土曜日までの日中のみ活動しています。そして、施設を訪ねて   くる周辺のストリートに住む子どもたちに食事やシャワーを提供している他、施設のスタッフによる教育も行っています。

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Bトゥナサン・コミュニティーセンター

このセンターもマラテ・オープン・デイケアセンター同様、月曜日から土曜日 日中のみ活動しており、センター周辺の貧困コミュニティーに住む子どもたちに対して食事や教育を提供しています。また、センターのスタッフによる貧困コミュニティーでの炊き出しや支援物資の配布も定期的に行っています。

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Cラグナ・レジデンシャル・ケア・トレーニングセンター

ラグナ州サンペドロにあるラグナセンターには、12歳以下の男の子と女の子約35名が共同生活を送りながら公立の学校に通っています。子どもたは、 カンルンガンにやってきて、ある一定期間マラテセンターで生活した後に、 このラグナセンターに滞在することになります。

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Dカンルンガン ボーイズホーム

カビテ州にあるカンルンガンボーイズホームには、ラグナホームで生活していた13歳以上の男の子が約15名暮らしています。彼らも共同生活を送りながら公立の学校に通っています。食事や洗濯もすべて当番制になっており、子どもたちが交代で行っています。

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Eカンルンガン ファーム

カンルンガンは、カビテ州で約2fの農地を運営しています。ファームでは、 野菜やフルーツの他に、黒コショウやコーヒー豆も栽培しており、これを販売することで貴重なペソ(自国通貨)での収入となっています。また、このファームでは、カンルンガンを卒業した青年をスタッフとして雇用しています。

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Fカンルンガン コーヒーショップ

マニラ市エミルタマラテ地区にあるカンルンガンのコーヒーショップは、ファームで収穫したコーヒー豆を使用したコーヒーショップで、カンルンガンを卒業した子どもたちの職業訓練を目的として開店しました。現在は、3名のカンルンガン卒業生がスタッフとしてこのコーヒーショップで働いています。

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